腕時計本舗が運営する『スマッシュウォッチ』編集長の荒井です!

腕時計は着用しているうちに、ガラス部分やケース表面はもちろんですが、ケースの裏側やエッジ部分、隙間などに細かい汚れが溜まっていってしまいます。

これらの汚れは、腕時計がステンレス素材であってもサビの原因になってしまうので、必ず取っておきたいところです。

特に、裏蓋部分など肌に触れる部分は汚れが溜まりやすいので、入念にクリーニングすることが重要です。

しかし、ブレスレットと違い、ケース本体は中性洗剤や重曹を使うことができない部分ですので、どのように掃除をすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ツマ楊枝や歯ブラシなどを使って、腕時計のケース汚れを除去する方法を詳しく解説していきます。

腕時計の隙間汚れの取り方

腕時計のクリーニング必要な道具は、最低限以下の4つが挙げられます。

・ツマ楊枝
・歯ブラシ
・乾いたタオル

・綿棒

どれも100円ショップで手に入るものなので、腕時計を購入した際に掃除セットとして併せて用意しておくと良いでしょう。

これらの他にもセーム革や、バネ棒外しなどもあるとより綺麗に磨くことができます。

ツマ楊枝や歯ブラシで汚れをかき出した後、タオルと綿棒で磨く、という順序になります。それでは、工程ごとに見ていきましょう。

1.ツマ楊枝で汚れをかき出す

ケースとブレスの間には特に汚れが溜まりやすく、乾いたタオルで拭き取るだけでは、細かい部分の汚れを取りきることはできません。

そこで活躍するのがツマ楊枝です。ケースを傷つけないようにケースのラインに沿って、優しくかき出すように汚れを取っていきます。

また、狭い隙間が多いバックルやコマの掃除にもツマ楊枝が効果的です。

特に皮脂汚れは固まってしまうと取りにくくなってしまうので、定期的にツマ楊枝で汚れを取るようにしましょう。

凸凹に沿ってケースを傷つけずに細かい部分まで掃除ができるツマ楊枝は、強く擦り過ぎなければ腕時計の掃除に最適な道具のひとつと言えます。

2.歯ブラシで隙間汚れを取り除く

ツマ楊枝で取りきれなかったさらに細かい部分の掃除には、毛先の柔らかい歯ブラシが効果的です。

ツマ楊枝で掃除してもまだ汚れがこびりついていることもあるので、場所に応じて歯ブラシでブラッシングしていきましょう。

特に、リューズ付近やクロノグラフの時計にあるプッシュボタン周りは、入念にチェックすることをおすすめします。

リューズに関しては、湿気や汚れが侵入するのを防ぐために、必ず押し込んだ状態でクリーニングするようにしましょう。

歯ブラシを使う際の注意点は以下の2つです。

・必ず乾いたもの(新品)を使うこと
・ゴールドやプラスチック素材は傷つけてしまう可能性があること

・毛先が硬いものは使わないこと

歯ブラシの毛先が濡れていると、内部に湿気が入ってしまい故障の原因になるのでNGです。

また、素材によっては歯ブラシで擦ってしまうと、ひっかき傷のような傷がついてしまうので、注意しましょう。

3.乾いたタオルで綺麗に磨き上げる

汚れを取りきったら、次は乾いた綺麗なタオルで、風防からケース全体を満遍なく指の腹で押すように磨いていきましょう。

強く擦り過ぎてしまうと、汚れが研磨剤のように逆効果をもたらしてしまうので、優しく拭いてあげることがポイントです。

ガラスの風防の場合は、一度傷がついてしまうと研磨で直すことができず、交換するしかなくなってしまいますので、サッと拭いてあげることがコツです。

タオルの代わりにセーム革を使用するとさらに綺麗になります。セーム革を使うことによって風防についた指紋も取りやすいので1枚は持っておきたいところです。

もしなければ、メガネ拭きなどに使われるマイクロファイバークロスなどの柔らかい布でも良いでしょう。

4.隙間の拭き残しを綿棒で除去する

最後に綿棒を使って仕上げます。歯ブラシや乾いたタオル(セーム革)を使っても取り除くことができなかった隙間汚れは、綿棒を軽く指で細くしてあげてから汚れを取ってあげると効果的です。

腕時計の隙間が多く、より細部の掃除が必要な場合には、子供用の綿棒を使うのもひとつの方法です。

リューズの根元やベゼル付近の隙間、裏蓋とケースの隙間など、届かない部分ほど入念に行うことを心がけましょう。

まとめ

今回は、腕時計のケース部分の掃除方法についてご紹介してきました。以下が今回のまとめになります。

・腕時計の掃除は汚れを拭き取るだけでなく、ツマ楊枝や歯ブラシなどを使って細かい汚れをかき出すことが重要
・リューズやプッシュボタンなどの細かい部分ほど汚れがたまるので、しっかりチェック、綿棒などで汚れを取りきること

綺麗に磨き上げることによって、腕時計にさらに愛着がわくこと間違いなしです。

さらに、大切な腕時計の寿命を伸ばすことにもつながりますので、ぜひこの記事を参考に実践していきましょう。